さいたま市にある道祖土(さいど)小学校PTA会長のブログ

さいたま市立道祖土(さいど、と読みます)小学校のPTA会長が、PTA活動や活動に対する思いなどを綴っていきます。

PTA会長ブログを始めるにあたり

今年度から、さいたま市立道祖土小学校のPTA会長を務めることになりました。
(ちなみに学校名は「さいど」と読みます。僕も最初読めませんでした汗)

「PTA会長をやるよ!」と話すと、「よく受けたねー」とか「大変ですね…」みたいなことを言われることが少なくありません。貧乏くじを引いてしまった的な。誰もやりたがらないことを引き受けた奇特な人だ的な。まあ一般的に言えばそういうイメージですよね。たぶん。しかしながら自分としては基本的にそのようなことはなくて、なんというか、それよりも楽しんで子供と地域のためにいろいろやってみよう!という気分で引き受けましたし、これからも!というのが今の素直な気持ちです。

で、PTA活動について。昨今いろいろな、どちらかというとネガティブな声を耳にします。ニュース、ブログ、直接的・間接的、その他...で、僕の考えるところですが、PTAというのは”Parent Teacher Association”ですから、親と教師の会というのが直訳になります。「会」は「つながり」と訳しても良いかもしれません(こちらの方が個人的には好きです)。つまり、親(保護者)と教師が連携して子供のための活動・サポートをするというのがPTAの趣旨・目的です。学校だけではできないことというのは多々ありますから、それを保護者がサポートしていく、ということです。こういうことであれば、できることの多少はあっても、子供を学校に預けている保護者として、それをやるのは当然じゃないか?と僕は思うわけです。このこと自体に反対する人、否定的な人はあまりいない...ですよね?なので、まずはその前提に立って考えた方が良いのかな、と思っています。

その上で、家庭によって状況は様々ですし、人によりできること、できないこともありますから、その学校にあった活動内容、保護者それぞれにあったお手伝いの形ということを考えていくべきなのではないかなと、思います。そういう形にすれば、みんな納得してPTA活動をしていけるのではないかと考えています。

それから、一点気をつけたいと思っているのは、活動について検討していく上で「保護者が楽だから」という理由を第一にしないということ。もちろん、なるべく保護者の負担が少ない方向で考えていきたいのですが、第一義的には「子供にとってどうか?」という視点が大事ではないかと思っています。子供のためでもなんでもない活動を結構な労力を割いてやっていたら、それは無駄でしかありません。でも多少手間はかかっても、子供たちのためになることで必要なことであれば、みんなで協力してやりましょうという話になりますよね。
(もちろん、様々なことを効率的にやっていくのは当然のことです。ただ順番と目的を間違えないようにしよう!ということ)

幸いわが道祖土小学校は、先輩保護者のみなさんが築いたPTAの良い雰囲気があり、そして現保護者のみなさんも基本的に協力的かつ子供のことを第一に考えている方々ばかりと感じているので、PTA会長としてはありがたい限りです。