第42回 卒業証書授与式
今日3月22日は道祖土小学校の卒業式でした。この日は道祖土小だけでなく、さいたま市のすべての小学校の卒業式。
私は僭越ながら来賓祝辞という大役を仰せつかり、
無事、その役目を果たしてきたところでございます。
小学校の卒業式は2年前に娘の卒業式に保護者として出て以来。さらに遡ること30年以上前、自分の時はほぼ全員が同じ中学に進むということもあり、正直あまり感慨深い思い出はないのですが、ここ道祖土小では卒業後は二つの中学に分かれます。また昨今は私立や公立の一貫校などに進む子も少なくなく、小学校と言えども児童たちにとって、「それぞれの道に進む」という感覚は、昔よりも強いような気がします。
あと、何だろう。今の子たちって、ある面ではすごく幼いと感じるところもありつつ、ある面ではすごくしっかりとした考えを持っている!と感じることもあります。自分の子供を見ていてもそうですし、また道祖土小の子供たちを見ていてもそう感じることがあります。全くもって個人的な意見ではありますが。
で、卒業式というものについても、きちんと(良い意味で)真面目に捉えているんじゃないかな、と感じています。(気のせいかもしれないけど笑)例えば今日の祝辞。フリかもしれませんが、僕の話に一生懸命聴き入ってくれていました(ような気がします)。
祝辞と言えば、PTA会長の祝辞は他の式辞・祝辞(校長、市長、教育委員会)に比べて比較的自由に話してOKと言われます。なので僕も、この12歳という年齢で巣立つ子供たちへのメッセージを、僕なりの言葉で伝えてみました。話した内容はイコール「僕が自分の子供に伝えたいこと」でもあります。少しでも、心のどこかに残っていてくれると嬉しいなあと思います。
恥ずかしいのでここには内容は詳しく書きませんが、ざっくり言うと、
- Planned happenstance theory を小学生向けにかなり噛み砕いて(僕の解釈で)お話し
- 嫌なことがあったら逃げても良いよ。でもみんなの未来は明るいよ。だから前を向こう、という趣旨のお話を外国のことわざやブルーハーツの歌詞を用いてわかりやすく説明
全力投球して書き上げたので、来年どうしようかしら…
なお、卒業生が入場して早々にウルウルと来てしまいました…自分の祝辞までには持ち直しましたが、来年、自分の息子の卒業式ではどうなってしまうのかと…今から心配でございます(汗)
ということで、6年生のみんな、本当に卒業おめでとう!中学でも楽しくやれよ!!